パノっち（第一回）

障害学への招待

「障害や「障害者」、それを取り巻く世界、「健常者」――1970年代に産声を上げた障害学は、これらにまつわる言説、実態、政治、歴史、概念、レトリックなどの検討を通じ、実際的かつエキサイティングな知を積み上げてきました。だがいまだ日本においても世界においても、障害者の権利は確立されたとはいえず、障害学の知的営為に対しても社会の反応は鈍いと言わざるをえません。1999年に出版されたこの本は、障害学への格好の入門書です。」
　
　
　

セクシュアリティの障害学

「障害者の恋愛、セックス、結婚、その他の性に関する事柄は、今まであまり語られることがなかったように思います。非障害者も障害者も等しく他者や社会との関係抜きに、性的な欲望、体験、妄想、そしてそれらからの断絶は語りえません。障害者の性を語る上で切り離せない自己決定権の問題、四肢が動かない人はマスターベーションをどうしているのか、介助と性、ロマンティックラブイデオロギーの呪縛、などなど興味深いテーマが論じられています。」
　
　
　

精神病とモザイク タブーの世界にカメラを向ける (シリーズCura)

　
　
　

世界の文学〈31〉ドノソ／夜のみだらな鳥 (1976年)

　
　
　

イビクス――ネヴローゾフの数奇な運命 (BDコレクション)

　
　
　
第一回ブックサロン　2011年7月21日